良い学校とだめな学校の違いは、職員室の雰囲気にある
2校目は特に悪くて、教務主任が牛耳っていておかしなことがあると徹底的に攻撃する雰囲気があり、萎縮してばかりだった
このような雰囲気はまったく面白くないから、仕事が面白くなかった
良い学校というのは、「まずはやってみよう!」という雰囲気がある
つまり、挑戦しようという雰囲気があり、それを周囲が受け止める余力もあるということ
挑戦というのは「新しい価値を生み出そうとする行為」と私は考えている
挑戦しなくなったら終わりなのだ
同じことを続けれは停滞なのだ
50代の教員の多くは尊敬されない理由はここにある

では、なぜ挑戦しようとしないのか
挑戦は新しい試みであるため「仕事が増える」し、「現状の否定」でもある
現状に満足している人にとっては、「今100点なのになぜ変えようとするのか? なぜ仕事を増やそうとするのか?」と否定的になる
また心に余裕がないとそんなことに相手をするヒマがない
学年団の人間関係が良くないと気軽にそんなことも言えない
まあ、言ってみれば、職場をどこまで自分の居場所にできているのかの違いではないかなと思います
これを学級に置き換えたら、経営戦略が見えてきます
学級の良し悪しも結局は雰囲気で、何事にも挑戦しようとするほうが活性化するし、生徒も成長する
その源泉はやはり担任である

担任が挑戦することを奨励し、自ら体現することが大事である
生徒の意見を積極的に取り入れる姿勢や否定せずに「まずやってみよう」とできるかどうか
この辺は心の余裕があるかどうかの差もあり難しい
管理的な教員だと効率ばかりを重んじて生徒が自由に発言しづらくなる
何でもやってあげる担任だと何も生徒がしなくなる
難しいところである
すべてが変えられないにしても、少しずつやってみると取り入れて、それを面白がる雰囲気を作っていくことで変えられると思う
ぜひとも実践してみてほしい
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