若手教師のノリだけではいじめはなくならない

若手教師は生徒から人気があり、若いことは武器であると感じる
中高年にはない魅力である
若手は感じないけれど、存在が眩しいのだ

若手は存在するだけでよいわけで、生徒たちからの反応もよく、クラス経営もうまくいっているように見える
ただ、このノリだけでは学級経営は成り立たない

学級経営とは、いいときもあれば悪いときもある
教師からすると都合が悪いようなことも当然起こるわけで、ここはノリではどうしようもない
またノリは、生徒を浮かれさせ、軽率な行動に導く可能性もある軽さでもある

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若手がぶつかる壁というのが、普通に当たり前に起こる嫌がらせなどのトラブルである
ここを人気があるのでノリで押し切ってしまうと、生徒の方も反省もせずにノリでごまかそうとする
やることなすことが軽くなる、つまりいい加減になってしまう

なまじ人気があると、人気に固執して、生徒に嫌なことを言わず生徒指導から逃げてしまう
私自身も経験のあることで「嫌われたくない」という思いが先に来てしまう
気づかないといけないのは、生徒指導をしないことでむしろ生徒から嫌われてしまうということ

教師としては生徒指導は当たり前だし、嫌がらせは定期的に発生するからその対処や予防をどうやってするかを考えておく必要もあり、とにかく腹をくくっておく必要性がある
若手のノリはいいときだけのもので、メリハリは必要である

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