部活動の対価

公立学校の部活動の地域移行が始まって、その対価として部費の徴収が始まっているところがあるようですね
ここには抵抗がある保護者が多いようですし、社会でも違和感を感じる人も多いと思います
私はちょっと感じていますが、

ここから時代が変わる
クラブの考え方が変わる

のですから、そういうものと受け止めねばなりません
というのは、クラブは教師のサービス残業、つまりは搾取で成り立っていて、奴隷労働の末なのです
奴隷労働です

doctor, hospital, healthcare

保護者たちはそうやってただで得ていたわけで、搾取する側だったのですから、正常になろうとしているのです
つまり、労働には対価が必要というだけ
クラブ活動はただじゃないってこと

学校というのは授業を受けて単位を取り、集団社会を学ぶところになっていく必要があり、クラブは必要ではないと移行していくってこと
その中で、クラブをやりたいってことはオプションであり、塾としてお金が必要になる、当たり前
そうでないと教師の労働に関して感謝の念ってわかないよね

外部の指導者になると教師のようなきめ細やかな対応は無理でしょうね
この対応も奴隷労働の対価のようなところですから、そもそもおかしいのです
というのは、保護者の不正なクレームをはねのけられないから

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外部指導者が入ることで、不正なクレームがニュースになってそこそこ騒がし、今の学校教育に対して過剰な保護者の期待や当たり前があることが議論されるようになるような気がします
教師のきめ細やかな対応も対価ですからね

私学を中心に高校で行き過ぎたクラブ活動が横行してブラック勤務になっていますが、この顧問たちにもそれなりの対価を別に払うべきとも思います
つまり、ここまでやってもらうためにはお金がいるってことです

こうなってくると、「こういう指導をしますから、対価はこのくらいです」ときちんと明言して、それを守るようなクラブ運営が必要になってきます
クラブの約束は守られないことを多くありますから、顧問側も決まったルールや事前の活動時間を守るなどのことも必要になります
クラブに関しては対価があたりまえと考えるときが来ましたね

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