高校生は希望進路がまちまちでその偏差値もまちまち
受験である一定の線引がなされたけれど、かなり好みも指向性も違う集団には変わらないから不思議
信じるかどうかはあなた次第ですが、集団には2:6:2の法則が良くして当てはまる
この場合、良い2:普通6:悪い2のような解釈をしてみれば良い
成績にしても、好みにしても、なんにしても2:6:2に分かれる
集団になると正規分布するという恐ろしさがある
テストの分布を考えると納得がいきやすいのではないでしょうか?
そして、どうやっても2割は落ちこぼれるということ

難しいのは、授業のレベルをどの層にあわせるかということ
下位2割に当てはめると、残り8割は授業が簡単すぎてつまらなくなるでしょう
真ん中6割にすると、下位は難しい、上位は簡単となります
上位2割にすると、8割が難しくてついていけないってことになる
つまり、授業をするということは、誰かがついていけない状況を作るか、みんなが飽き飽きする簡単なものになるかになります
国公立コースで、上位2割に当てはめると授業評価は散々になるということです
が、国公立を目指すレベルの授業をしたときに、 上位2割でも厳しいという状況は往々にしてよく起こります
これは生徒募集のレベルが間違っていながらも、国公立コースの維持のために無理矢理生徒を入れていることに問題があります
授業をただ行うだけですが、非常に難しい
公立中学校はだいたい真ん中6割にむけて行っている感じで、上位2割は飽き飽きしていて「私立行けばよかった」「高校ではこんなレベルの低いところは嫌」って思っていることでしょう

どうあってもミスマッチは起こるのです
残念な現実
集団とはこういうものです
ミスマッチはあるけど工夫もできる
授業で問題演習をするなら、上位向けの問題、下位向けの問題を作ってステップアップ式にするなど,プラスαを用意することで防げることもある
このプラスαを用意するのが面倒でも一度用意してしまえば、使い回せばいいわけだから先行投資である
この辺はしっかりと考えて授業プランは作りたい
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