今も昔も「文武両立が良い」と信じて疑わない教師が多い
うちの学校でも多い
文武両立というのは、勉強もクラブも頑張るという意味だが、これは誰の美学だろうか?
しかも、クラブってたいてい運動部のことを指すんだと思うんですよね
週1回の文化部に入っても文武両立ってカテゴリーに入れてもらえないと思いません?
現実問題として、運動部に入ったが最後、拘束時間が死ぬほど多くてまともに勉強なんてできません
特進コースの生徒の場合は、勉強に精を出さないと学力が上がらないから、クラブなんてやっている暇ないからね
要は、時間の奪い合いで、両方やっていたらどっちつかずになるだけってこと

この美学を信じているのはどうなんだろう?
野球部の顧問は中学校にスカウトに行くと、特進コースでもクラブと両立できる、何ていうのです
なぜかというと、どうも勉強ができる生徒のほうが野球がうまいのだそうです
で、入学してみれば特進コースで勉強を頑張ろうにも、クラブの拘束時間は長いし、疲れるしで日々の勉強なんてできない
終わったあとにやるかどうかは自分次第という、もう都市伝説みたいな言い回しをするんですからね
練習に出ないとレギュラーにはなれないしね
結局、そういう生徒たちは特進コースでも学力は伸びず、地方の公立大学が関の山となる
勉強に専念していたらもっと偏差値の高い国立大学に行けただろうにな
しかも、野球部なんてベスト16もいけないのにね

こうやって思うのは教師だけであって、生徒の人生としては満足なのだろうけどね
それでいいならそれでいいよ
でもまあ、、、正直、文武両立なんて無理に決まっているから、せめてそんな事言うのをやめるべきだろうな
こうやって現実が伴っていない理想論を言うのを教師って好きなんですよね
で、私のように現実を言う人が嫌われるってやつです
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