校則はなぜ必要なのか

ここ最近、学校の校則が悪としてSNSを中心として叩かれています
SNSの意見はいい加減で自分勝手で、背景を全くわかっていない人たちが、わかった風に扇動的にやっているだけですから、相手にしても仕方ないのですが、影響力を持っているのが嫌ですね

校則というのは生徒側からすると自由を阻害するためのものでしかないでしょう
ルールですからね
ですから、邪魔とか、個人の自由を奪っているとか言われます

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その一方で、高校は個人の自由を楽しむためではなく、学業の場であり、高校卒業という資格を与える場であり、訓練する場であり、運営されている場です
運営者がいる以上、運営ルールがあり、利用者はそのルールを守ることが必要
それが校則というだけのこと

それだけのことが理解できない生徒と、SNSのいい加減な人たちが煽っている状況で、そんな校則のところに行くほうが悪い
そもそも校則ってそんなに厳しくないんですよね
当たり前くらいであって、そのくらいができるから就職してもそこのルールに従ってやっていけるってことです

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校則はトレーニングの側面がある
それを否定して、自分の自由を主張して押し通そうとするわがままな人が、会社に入ってうまくやっていける未来は見えない
「会社に入ったらうまくやるよ」なんて言うけれど、そういう人って高校にはいるときには「高校ではうまくやるら」って言っていたでしょうね
口癖は「明日やるよ」かもしれません

この考え方が古いのかもしれませんが、緩めるのは簡単ですから、今は厳しいことを知って自律することを覚えるタイミングと思います
今の若者は我慢が苦手で、怠惰で、自分の欲求を止めることができないように思います
だから校則が窮屈で仕方ないってなっている

その一方で、学校側もクレームを恐れるようになって、多少の違反など見て見ぬふりをすることでどんどん妥協していって崩れてしまっている
残念なところではあるけれど、校則というラインがあるからまだ秩序があるわけですよね

校則=悪 と言われても本当かと考える力がほしいところです

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