苦労するから成長する

卒業するときに「こいつは成長したな」と思う反面「こいつはまったく成長しなかったな」という生徒もいる
中学校と高校を比較すると、高校というところ生徒のそうした人間性がより出やすい
保護者の影響が少なくなり、より自分らしさが出るからだと思う

成長したかどうかの差は、「今」を生きたか、逃げたかの違いである
勉強なんて特にそうで、逃げる生徒は授業を聞かない、勉強に向き合わない、授業中にスマホをいじっているなど、言い訳をしてやらない
今を生きた生徒は頑張ってわからないなりにもなんとかしようと努力する

この違いだ

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それはクラブにおいてもそうで、運動部はいつも長時間熱心にやっていると思われますが、実際のところは頑張る生徒と手を抜く生徒に分かれる
特に思うのは、頭を使って考えているかどうか
手を抜く生徒は全く考えず、言われたことを「できるだけ手抜きをして」やろうとする

今、つまりクラブの練習から逃げているのである
こうした生徒は確かにクラブ活動をして体力などがついたかもしれないが、鍛えられておらず人としての成長はまったくない

こうして差ができることを熱弁したところで、逃げる生徒は一切聞かない
聞かないから差がつくわけで、3年間にすると雲泥の差になる

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実力的には差があったとしても、入試制度のいろいろと同じ大学に進学することもある
そうしたときに逃げた生徒は「俺はあいつと同じだから実力がある」「◯◯大学に入ったから俺すごい」って思うようですが、入学してもそこで序列はあるし、能力差は最初からあるからどうしようもないってことに気付けない

この差に気づけるくらいなら努力しているけど、結局、努力って才能だからね

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