若手は仕事ができないと言われるけど、仕事ができるってどういうことでしょうか
私の中の仕事ができる基準とは「自分で進んで仕事がこなせる」ことです
具体的には、
人から催促される前に自分で考えて仕事を主体的にやっている
こと
反対を言えば「言われないと仕事ができない」になります
それを具体的に言えば、

指示されてようやく仕事に取り掛かる
指示されたことだけ何も考えずにやっている
周囲や保護者から言われて、生徒指導に動き出す
という感じです
この仕事という観点で言えは、このレベルでできている人って案外少ない
今の若手は壊滅的
教師にとって致命的なのは生徒指導の遅れ
言われる前に、自分で観察して自分で判断して動け
いじめ案件って基本的には担任はずいぶん前から把握しているんですね

だけど、それがいじめになるのは、傍観しているから
言い方を変えると「他の人の指示がないから動かなくていい」と考えている、逃げているのです
だって自分で動いてうまくいかなかったら自分のせいじゃんってなるし、まだやる段階ではないという言い訳もつくからね
言われないとできないって本当に怖いことなんですよね
仕事ができるって、一歩先の未来を考えることなんです
今教室で起きていることがいじめの可能性があると判断するから、介入するわけです
今やっている仕事で「こういう書類がいる」とか「こういうところで揉める」と予想ができるから、先に手を回してやっておくわけです
仕事ができない人は先のことを考えないから、場当たり的な反応に始終してしまう
このときに、保護者など当事者の感情がこじれると厄介になって、対応に時間がかかる

時間がかかるから、他の仕事が滞ってしまう
この繰り返しになって、それが当たり前になる
恐ろしいことです
そして、今の状況がなぜこうなっているかを考えられないから、抜け出そうと努力もしない
残念な生き方です
が、まあ、、、時間は経過するので、生きてはいけるってことです
コメント