やる気がないときに合わせて設計する

私は教師にとって極意だと思っているのは、学級経営でも、授業でもなんでも、生徒のやる気のないときに合わせて設計するということです
というのは、入学したときにはどれだけ勉強をしてこなかった生徒も「勉強を頑張る!」といいますし、1週間位は授業を頑張ります

が、1ヶ月もすると一切頑張れなくなっていきます
国公立を目指さない高校生の場合、どんどんやる気が無くなって、3年生の2学期とか最悪です
学力が一番高いのは高1の春ってことになります

残念な現実がありますけど、それはあなたも同じですよね?
学級開きのときにはやる気満々ですが、2学期になればそのやる気どこにいった?ってことは往々にしてあります
真実です

space, cosmos, stars

季節性のやる気って必ず下がるんですよ
それを認めよう
でも、認められない人は春のやる気のあるときにいろんな設計をしてしまうから、やる気が下がっていくと辛くなる
「学級のルールは◯◯」と大々的に打ち上げたとしても、2学期になればなしくずし的になかったことになっている

教師に二言はないといわないけれど、これではあまりにも説得力がなさすぎる
一番の問題はやる気があるときの設計であるということ
つまり、「やる気がない前提で成り立つ設計」になる必要があるんです

やる気が下がってもできることを学級や授業ルール、授業内容にする
そうすると1年間通してうまくやれます
これが極意です

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