前回の記事で出てきたAのことをもう少し書いてみようと思います
Aは勉強もできない劣等感の塊のような人間で、他者批判をして貶めて、自分の立ち位置を相対的に向上させようとしているような、他人の気持ちがわからないようなタイプの嫌な人間
クラスで少数派で大多数から相手にされていない矮小な存在なのですが、面白いことにAを相手にするクラスメイトもいるんですよね
その生徒たちはどんなかというと、これまた同じようなタイプで「まともに生活ができない人たち」なんですね
結局は「類は友を呼ぶ」なんです
結局、うすうす感じているのは自分たちがクラスで浮いているとか、学力で離されているとか、そういった危機感で、小集団になることでごまかそうということ
学級っていろんな人間模様が観察できます

この生徒のように教師も小集団を作っていきますよね
結局は類は友を呼ぶという形で、管理職から疎まれている人たちは疎まれ集団を形成し、その集団内でどんどん腐っていく
集団になると性質が生まれ、その性質に蝕まれていく
Aはもともともっと素朴なタイプだったように思うんですよね
それがここまでだめになるとは・・・というのが私の印象
私の分析としては、ストレス・劣等感が原因であり、その大きな要素は担任かなと思います
担任との相性とか、学級運営のあり方とか、そういったものがマッチしなかったのかな
というのは、そのクラスって本当に空気が悪いんですよね
「わたしたちはストレスを抱えてます」って空気

授業したくないって思うような雰囲気を醸し出していて、学力を高めるコースなんでそうかもしれないけど、担任の仕事ってそういう空気にならないようにするように持っていくのが仕事であり、学級経営なんですよね
担任もそういうのを感じ取れるタイプではないから、周りの教師が困るんですよね
その担任がいると職員室の空気は悪くなるしね
って考えていくと、Aは元々の性格などの原因はあるだろうけど、担任との相性や哲学の問題でそうなってしまったかもしれないと考えるとかわいそうなのかもしれない
学級崩壊を毎回起こす担任もいるくらいですから、担任の力量も大事な要素とは思います
ですので、問題生徒Aは担任が違えば結果は違ったかもしれないという人のめぐり合わせかもしれません
付き合う人間が違えば人は変わりますしね
私が苦手なAは、環境のせいかもと考えると可哀想ではあります
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